ライフハックは個人的データベース作成ツール
もともとライフハック的なものを始めたきっかけは、自分の気分の記録のためでした。
恐らくは思春期特有の執拗な自己分析の果ての自己嫌悪から逃れたい一心だったと思います。
しかし今は違うかな。何か幸せになる手段を探している気がします。
昔、Macのアプリで情報をすべてタグ付けして管理できるアプリケーションがありました(名前は忘れてしまった)。それなどを参考にして人生の全てを記述し、その構造を把握し、人生をコントロールしたい、そういう孤独な暗き情熱があるような気がします。
自分の思考・感情の構造を把握し、そのメタ構造を発見すること、それがライフハックの目的のような気がします。
PCやスマホが当たり前になった現在、本当はもっと個人的なデータベースが重視されても良さそうに思います。しかしそんな風潮はなさそうです。
自分という現象を全て記述することで、自分の知らない本当の自分を見つけること。
レヴィ・ストロースのように現象の背後にある構造を見出すこと。
そういう文化人類学や民俗学の研究で使われるフィールドノート的なツール、それをライフハックに僕は求めていると思います。
ネットを探しても本当のことは出てこない
Googleの検索などはその対極にあるものだと思います。
個人的な関心が全体的なものに吸収されてしまう。そして自分自身の思考のフィルターを経ることなく、何らかの政治的思想的なバイアスのかかった情報を取得させられ受け入れさせられてしまう。
なぜ最近コンプライアンスが重視されるようになったのか。何故日本人はこんなに行儀がよくなったのか。なぜワイワイガヤガヤの企業文化がなくなったのか。何故親中親韓勢力と親米勢力しかなく純粋に日本のことを考える勢力が目立たないのか。なぜ日本人は貧乏になったのか。なぜ企業の優先順位が株主還元とM&A等の直接投資しかなく人件費アップに向かわないのか。なぜ少子高齢化の抜本的対策がされてこなかったのか。なぜリーマンショック以降の円高を受け入れたのか。なぜ放送局に国籍条項を義務付けないのか。
たくさんの何故が浮かびますが、ネットを探しても真実はわかりません。
昔、資本主義対共産主義の争いの時代がありました。
結局、資本主義も共産主義も個人の幸福とは無関係の政策でしたが。
現在は何と何の争いがあるのでしょう。
本当のことは私たちには隠されているのでしょう。
本当のことはネットを探しても出てきません。
自分のことは自分を守らないといけません。
真剣にネットから離れることを考えるべきなのかも知れません。
スタンドアローンのPCとスタンドアローンの入力端末を確保することが必要なのかも知れません。
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