モーニング・ページは簡単
モーニング・ページなるものをここ4ヶ月続けています。
モーニング・ページとはジュリア・キャメロン著「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」で提唱されている自分の芸術的な才能を引き出すメソッドのことです。
具体的な方法は超簡単です。
①ノートとペンを用意する。
②頭に浮かんだことをそのまま書き出していく。
たったこれだけ。
詳しくは著書を読んでいただければと思いますが、ポイントは4つ。
①朝起きてすぐ始める。
これは起きぬけでまだ理性の門番がよく働かないうちに心の奥の方にある思いなどを書き出すためだそうです。
②できるだけ手書きで書いていく。
文字を書く行為そのものが頭の刺激になるらしい。
③3ページは埋めるように。
使うノートの大きさによって分量は異なるかもしれません。
書くことが思い浮かばなかったら、「何も思い浮かばない。何も思い浮かばない・・」とそのまま埋めていってもよいのです。
④誰の目にも触れさせない。
最初の8週間は自分自身でも読み返してはいけないそうです。
書く内容は本当に何でもあり。
昨日の出来事でもいいし、やりたいこと、なりたい自分、欲しいもの、今日の予定、昨晩食べたものなど、人の悪口でもいいし、小さい頃の思い出でもいい。
3ページの空白を埋めさえすれば何を書いてもいいのです。
モーニング・ページを続けると心が軽くなる
著者はこのモーニング・ページの効果を「脳の排水」と呼んでいます。
言い換えれば心のデドックスになるかもしれません。
僕自身最初、その効果に疑心暗鬼でしたが、しばらく続けているとある変化に気づきました。
些細なことで悩まなくなった
毎朝、心の中にある心配事やわだかまりを吐き出しているので、無意識に引っかかって残っているものが少なくなったせいかも知れません。
以前はよく他人の言動を見て自分はこう思われているんじゃないかとか、本当に些細なことで悩んでました。
ちょくちょく憂鬱な気分になっていたりしましたが、最近はあまり気にならなくなりました。
人と自然体で接するようになった
あまりあれこれ考えないで、気後れせず人と接することが出来るようになりました。
対人恐怖症とかではありませんでしたが、どこか自意識過剰のところがあって、以前は人と話したりするのがどちらかというと苦手でしたが、最近そうでもなくなってきたような気がします。
まだ、モーニング・ページを読み返して内容を分析したり、特定のミッションのために使ったりはできてませんが、もう少し高度な活用ができるようこれからも探っていきたいと思います。
ちなみに、僕が今使っているノートは、トラベラーズノートのリフィル003無罫です。
この大きさだと毎朝3ページ埋めるのに約20分かかります。
筆記具は、銀座伊東屋で買った1万円位のパイロット万年筆。万年筆は久し振りに使っていますが、力を入れずにさらさら書けるので、本当によく出来た筆記具だと思います。
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